11月も中旬になり、寒くなってきました。
これからの時期で気を付けないといけないことが、『ヒートショック』です。
大きな気温の変化によって血圧が急激に上下し、心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックと呼びます。
原因となる温度差は、家の中であちらこちらに潜んでいます。
例えば、暖房が効いているリビングは暖かいけど、一歩廊下に出るとブルブル震えるくらい寒かったりなど。
中でも特に、起こりやすい場所は浴室です。
入浴時は、暖かい場所と寒い場所との温度差が大きいです。この温度差を小さくして、体への負担を減らすことが大切です。
入浴時のヒートショック対策について、主なポイントをご紹介します。
1.入浴時に浴室や脱衣室を暖める。
お湯はりの時にはシャワーを使うと、シャワーの蒸気で浴室全体を暖めることができます。浴槽のふたを開けておくのも効果があります。また、脱衣室は服を脱いでも寒くないよう暖めておきましょう。
2.お湯の温度は41℃以下、つかる時間は10分以内がおすすめ
浴室との温度差を小さくするために、お湯の温度は41℃以下に設定し、つかる時間は10分以内にしましょう。長時間、熱いお湯につかると、体温が上昇することによる意識障害でしゃがみこんだりしておぼれてしまう恐れがあります。
3.入浴前は一声かけてから入浴する
入浴中に体調が悪くなった場合に周囲の人に少しでも早く異変に気付いてもらうために、入浴前には一声かけてから入浴するようにしましょう。水分補給も心がけましょう。
4.かけ湯をしてから入る
湯船に入る前に、かけ湯をしましょう。心臓から遠い足先から徐々にお湯をかけることで、心臓に負担がかからず、血圧の急激な変動を防ぐことができます。
これからはもっと気温が下がってきて、温度差が大きくなってくるので、予防の為、是非実践されてみてください。
最後に、イベントのお知らせです。
11月26日に「クリスマス スワッグづくり」のワークショップを開催します。
是非参加されてください。予約制になっていますので、お早めに…
営業:横田