HALC Design

スタッフブログ

2022年11月28日
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今回は「え!そうだったの?」な、お話をしたいと思います!

 

「木造」と「鉄骨」の家、どちらが火災に弱いと思いますか?

 

やっぱり自然素材の木、木造住宅でしょうか…

そうとは限らないのです!

 

火災が起きた時、木材が燃えると表面は丸焦げになりますが、燃え尽きるまで時間が掛かります。

これは、燃えた部分が炭となり「炭化層」を形成し空気をブロック。

燃え尽きるまでの時間を遅らせているからです。

 

一方、火に強い素材と考えられている鉄は、

木材よりも過熱によって変質するまでの時間が非常に短く、250℃を超えてくると変形が始まり、

5分もたたないうちに元の強さの半分ほどになってしまい、建物の倒壊が始まります。

 

 

【標準加熱試験による 温度に対する材質の変化率】

 

火災が起きた時に自分の命を守る為には、一刻も早く避難することです。

いかに避難する時間を確保するかが需要です。

 

ハルクデザインの家づくりは、木造住宅です。

「耐火性能」を考えておくことが大切となりますので、

不燃材や、火の通り道となる壁や天井内部にファイヤーストップ材を使用し、

外部からの延焼を防止したり、他室への延焼を遅らせる省令準耐火構造にしております。

 

 

ちなみに、火災が起きた時の真っ黒い煙や火の粉は何かというと、

断熱材や壁紙、生活用品が燃えたものだと思われます。

 

「え!そうだったの?」って思いましたか?^^

今後も、住宅の豆知識や雑学など、お話していきたいなと思っております。

 

宮島