今回は「え!そうだったの?」な、お話をしたいと思います!
「木造」と「鉄骨」の家、どちらが火災に弱いと思いますか?
やっぱり自然素材の木、木造住宅でしょうか…
そうとは限らないのです!
火災が起きた時、木材が燃えると表面は丸焦げになりますが、燃え尽きるまで時間が掛かります。
これは、燃えた部分が炭となり「炭化層」を形成し空気をブロック。
燃え尽きるまでの時間を遅らせているからです。
一方、火に強い素材と考えられている鉄は、
木材よりも過熱によって変質するまでの時間が非常に短く、250℃を超えてくると変形が始まり、
5分もたたないうちに元の強さの半分ほどになってしまい、建物の倒壊が始まります。
【標準加熱試験による 温度に対する材質の変化率】
火災が起きた時に自分の命を守る為には、一刻も早く避難することです。
いかに避難する時間を確保するかが需要です。
ハルクデザインの家づくりは、木造住宅です。
「耐火性能」を考えておくことが大切となりますので、
不燃材や、火の通り道となる壁や天井内部にファイヤーストップ材を使用し、
外部からの延焼を防止したり、他室への延焼を遅らせる省令準耐火構造にしております。
ちなみに、火災が起きた時の真っ黒い煙や火の粉は何かというと、
断熱材や壁紙、生活用品が燃えたものだと思われます。
「え!そうだったの?」って思いましたか?^^
今後も、住宅の豆知識や雑学など、お話していきたいなと思っております。
宮島