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スタッフブログ

2021年1月24日
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二世帯住宅を計画する場合、特に将来を見据えたバリアフリーの家づくりを

検討されることをおすすめします。

 

親世帯は元気だと思っていても、この先仕事をリタイヤしたり、

病気やケガで介護が必要になったり、さまざまな状況の変化が予測できます。

 

主なバリアフリー住宅といいますと、以下のような事があげられます。

 

 

・段差をなくす。

・廊下や広くする。

・出入口は広く、引き戸にする。

・手すりをつける。

・車椅子が曲がったり旋回しやすい空間を設ける。

・介助者のスペースを確保する。

・スロープを設置し庭に出やすくする。

 

これらに加えさらに重要となるのは、

「住まいの温度差をなくす家づくり」をすることです。

 

冬場のリビングは暖かくても、トイレや脱衣所は寒くて、

温度差によるヒートショックを起こし倒れる。

という事をよく耳にします。

 

 

健康リスクを抑える冬の室内温度の目安は18℃だと言われていますので、

断熱性に優れた家にし、家中どこに居ても温度差がなく快適な空間にしたいものです。

 

また訪問介護などにも対応できるよう、

間取りやデイサービスなどの送迎車への動線などを

考慮して設計しておくと、将来の介護の不安が軽減できます。

 

バリアフリー住宅は、二世帯住宅に限らず小さなお子様いるご家庭にとっても優しい住宅です。