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2020年1月30日
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ここ数年、二世帯住宅の新築や、二世帯住宅へのリフォームが増えています。

その背景には「両親の家の老朽化」「両親の高齢化」があるとみられ、

さらには子世帯の収入減から単独で家を買うことが難しくなったことも

需要を後押ししているとも言われています。

 

 

さて、その二世帯住宅には、様々な利点があります。

親世帯にとっては「防犯」「家の維持管理」「もしもの時の安心」などあり

子世帯にも「家事の軽減」「育児のサポート」といったメリットがあります。

 

さらに祖父母との同居は、文化の継承や年上を敬い大切にする精神を育むことができ、

子供の成長にも良い影響を与えることになるでしょう。

 

お互いが助け合う「相互扶助」の二世帯住宅は、

多くの人にとっての魅力的な住まい方として今後さらに注目を集めていくのではないでしょうか。

 

 

二世帯住宅といってもいろんなタイプの住まい方があります。

代表的なものをまとめてみましたので、ご参考にされてみて下さい。

 

 

①大家族のふれあいを重視したいご家族には…

【完全同居型】

多くの空間を、ふたつの家族が共有しますので、家事や子育ての協力がしやすいです。
一方で、個々の空間を共有することで生まれるストレスを、解消することがポイントとなります。

 

②生活の一部をほどよく共有したいご家族には…

【部分共用型】

玄関や浴室などの設備の一部を共用しながらも、親世帯・子世帯が生活するゾーンを分けます。
親世帯と子世帯の生活時間帯が異なる場合や、
適度にプライバシーを保ちたい方はこの部分共用型がオススメです。

 

③1棟の建物を親・子の世帯を完全に分離したいご家族には…

【完全分離型】

 

(1棟タイプ)

1棟の建物を「上下」又は「左右」に分け、完全に分離することで、各世帯のプライバシーを重視できます。
どちらかの世帯に大家族が集まることのできる空間を設けることがポイントとなります。
また、将来の賃貸併用にも対応しやすくなります。

 

(2棟タイプ)

ひとつの敷地に2世帯がそれぞれ独立した住居を建築するタイプ。
住戸間には庭や通路などを設けて2世帯が行き来しやすくすると、
採光や通風も良くなるといった特長もあります。

 

さて、ハルクデザイン佐世保店でも、二世帯住宅の建物が次々に完成し、

2月、3月は見学会を開催する予定です。

詳細が決まり次第、改めてお知らせいたしますね。